毎月返済とは、住宅ローンの返済方法の一つ。返済期間終了まで、毎月同じ金額を返済していく方法のこと。
ボーナス返済よりも月々の返済額が高くなる。出るか出ないか不確定要素の高いボーナスをあてにしたボーナス返済よりも、返済計画が立てやすいというメリットもある。
マイホーム新築融資とは、工事請負契約を締結し、物件を新築で建築する場合に利用できる住宅ローン商品のこと。
間仕切り家具とは、その名前のとおり、間仕切りの代わりになる家具のこと。
大掛かりなリフォームを行わなくても、家具の配置で部屋がふたつに分けられる。
間取りとは、洋間、和室の別、また部屋数とリビングの広さをひとつの数字と三つ以内のアルファベットで表記したもの。
広告やパンフレットでは、これに加え、「間取り図」がついていて、部屋の配置がわかるようになっている。
間柱とは、木造建築で、柱と柱の間にあって、たとえば土台と胴差しの間、胴差しと梁の間などに立てる柱のこと。
柱といっても正角ではなく、通常45×120ミリの平角の部材。
マンションとは、一般的に3階建て以上の中高層集合住宅のことを言う。
鉄筋コンクリートか鉄骨鉄筋コンクリート造で、アパートに比べて保温効果に優れ、耐震性にも優れているとされる。
マンション管理士とは、マンションの良好な住環境を確保することを目的に2001年8月1日に施行された「マンション管理適正化推進法」に基づいて誕生した国家資格。
マンション購入融資とは、住宅金融公庫が提供しているマンション購入者向けの住宅ローン商品のこと。
一般には「公庫融資」と呼ばれている。
マンションすまい・る債とは、マンションの管理組合が積み立てている修繕積立金で、住宅金融公庫が発行する利付10年債を、年1回定期的(最高10回)に購入する制度。「住宅金融公庫住宅宅地債券(マンション修繕コース)」の愛称。
マンション投資とは、新築や中古のマンションを購入し、他人に部屋を賃貸することで収益を得ること。
みなし業者とは、公益法人、宗教法人、信託会社、信託銀行などが、自ら売主となるかまたは仲介者として不動産の売買・交換の業に携わる場合、それを国土交通大臣に届け出て「みなし宅地建物取引業者」として免許を受ける必要があるという規定。
みなし道路とは、昭和25年11月に建築基準法が施行された時点で既にに存在した幅員4m未満の道のこと。
建築基準法で定められた道路とは、幅員4m以上か、特定行政庁が指定する「6m道路区域」内にあっては6m以上の道のことを言う。
民地境界には、道路・水路敷きに隣接する土地に家屋や塀などを建築するときや、土地の測量を行うときなどに、どこまでが国や地方自治体所有の敷地で、どこからが民間の敷地なのかを確認する官民境界と、民地と民地の境界を確かめることのふたつが含まれる。
無垢材とは、天然の木材のこと。反対にさまざまな木材を貼り合わせたものを集成材と呼ぶ。
無権代理とは、本来、代理権を持っていない人間が、本人に代わって法律行為を行うこと。
その行為の効果は、原則として本人に帰属せず、無効となる。
ただし、本人が追認を行った場合や表見代理が成立した場合は、有効となる。
無催告解除とは、違約を続ける買主に対して契約解除するという催告をせずに、いきなり契約解除を行うこと。
普通、このようにいきなり契約解除すると逆に損害賠償請求をされる場合があるので事前に催告して履行を促すが、あらかじめ契約書に無催告解除を行う旨を記述しておけば、このような無催告解除も可能となる。
無断退去とは、部屋の借主が家賃を滞納したまま、貸主に無断で部屋を出て行ってしまうこと。
借主の私物などが残されたまま退去された場合、貸主はその部屋を空けるために借主の私物などを処分したいところだが、勝手に処分することは許されない。
このような場合、借主の保証人の了解の元で荷物を処分し、契約解除に持ち込むのが望ましい。
無断譲渡とは、借地権を持つ土地の上に自分で建てた建物を、別の買主に売る際、地主になんの断りも入れなかったような場合が無断譲渡となる。
建物は自分のものであっても、借地上に建てた建物を売る場合は土地の借地権なども譲渡することになるので、地主に連絡なしでこのようなことを行うと違法になる。
無断転貸とは、賃借権の無断転貸のことを指し、賃貸借契約を結んでいる借家の借主が、貸主に無断で借家を別の第三者に貸し出すこと。
もしこのようなことがあった場合、貸主は借主に対して契約解除を申し入れることが可能であるが、「借主が又貸しによって利益を上げている場合または第三者がその物件を単独で貸借物を使用している場合」でないといけない。
無道路地とは、道路に接していない画地のこと。
棟木は、屋根を作るために桁と平行に、最も高いところに配される部材。
メゾネットとは、フランス語で「小さな家」の意味。
3階建て以上の集合住宅で、上下2フロアを1住戸として使用し、中が階段でつながっている住居のこと。
免震構造とは、耐震設計とは違い、建物と地盤との間に積層ゴムなどを利用して免震層を作ることで、地震力を建物に直接伝えないようにした構造のこと。
申込金とは、物件の購入希望者が、その優先順位を確保するためや、購入の意志があることを証明するために支払われるもの。
手付金は、すでに契約が始まっていることを示すものだが、申込金には交渉中の意思表示という以外の意味はない。
申し立て費用とは、調停申し立ての場合、印紙代と、相手を呼び出すための郵便代。
木製建具工事とは、木製建具を取り付ける工事。木製建具には、室内のドア、ふすま、障子などがある。
木造とは、土台、柱、梁、桁などの主要構造部材を木材で作る建築物。
軽量で、土地に影響を与えにくく、耐震性に優れているが、部材の変形が大きいなど不利な点も多いので、規模に制限がある。
木造3階建共同住宅は、以前は木造建築物の規模制限により建築ができなかったが、92年の建築基準法の改正により、一定の条件を満たせば建設可能になった。
3階建て以上の中高層集合住宅は、一般的には鉄筋コンクリートか鉄骨鉄筋コンクリート造で、マンションと呼ばれる。
木造建築物の規模制限とは、在来工法である木造建築による建物は、その構造から見て、ある規模以上の大きさのものを建ててはならないという、建築基準法による規制のこと。
その規制内容は高さ13メートル、軒の高さ9メートル、または延べ面積3000平方キロメートルを超える建築物は主要構造部を木造としてはならないとなっている。
木造軸組み工法とは、土台、柱、梁、桁、筋交いで家の骨組みを造る工法。在来工法とも言う。
モジュールとは、基本単位のこと。日本建築の「尺」や「間」もモジュールのひとつ。
持分権とは、ある財産を共有している場合に、各共有者が相互にほかを制限しながら同一共有物の上に有する所有権のこと。
共有物が不動産である場合は、必ずその持分を登記しなければならない。
木工事とは、木造住宅の建築過程で最も重要な工事。構造部分も含めて、家の骨組みを造っていく工事。
盛土とは、本来斜面になっているような場所に新たに土を盛り、その上に建物を建てられるような平坦な地表を作ること。
モルタルは、外壁を塗る材料。セメント、混和材、水からできている。