内断熱工法とは、グラスウールやロックウール、またはウレタンフォームなどを柱の間などに
充填施工する工法のことです。壁の中に断熱材が施されることになるので、内断熱といいます。
建物の構造内の仕上げ部分を工事するもの。室内空間を作る床、壁、天井の仕上げ工事を行います。
実際の居住空間となるため、断熱等の機能的にも重要な工事となります。
内容証明郵便とは、「いつ、どのような内容の郵便を送付したか」を証明することができます。
賃貸契約を解除したい場合に、その旨を通知する必要がありますが、普通郵便で送付しても、裁判時の
証拠としては使えません。相手がその郵便を受け取っていないと言ってしまえばそれまでだからです。
また、さらに確実を帰す方法としては、配達証明付きの内容証明郵便を送ることも考えられます。
滞納されている家賃をある期日までに払うように書面に記したとして、それがその期日までに相手に
届いたかどうかを証明する必要があるので、配達期日まで証明してくれるこの方法も有効だといえるでしょう。
未完成の新築マンションや建売住宅を購入した場合で、引き渡し前に完成した建物の施行状態を
チェックする手続きのこと。
注文建築でいう「施主検査」と同じ。念入りにチェックして、契約内容と違ったり、施行不良などが
あった時には、この段階で修正してもらう。
指定通りに直るまでは、契約条項の履行がないものとして、残金を支払わないほうがいい。
なお、完成済みの建売住宅を販売するときに現地を案内することも内覧会という。
取り外して、他の場所にも施錠できる可動錠前である。鍵で開けるもの、数字を組み合わせるものなどが
ある。
難燃合板、難燃繊維板、難燃プラスチック板などの燃えにくい建築材料のこと。
建築基準法では、火災による加熱が始まってから5分間は燃焼したり変形しないこと、有毒ガスや煙が
発生しないことを条件にしている。
不燃材料や準不燃材料は素材自身が燃えにくい性質なのに対して、難燃材料は壁紙など燃えやすい
素材に難燃剤などを添加して製造されたものが多い。
最近では、難燃剤などの化学物質が健康に与える影響も指摘されている。
販売価格の割安感をアピールする目的で、「通常価格」「割引前価格」などと称して実際の販売価格と
異なる価格を併記すること。
比較対象となる価格の根拠が分かりづらく、事実上存在しない悪質なものもあり、消費者を惑わすものと
して原則禁止されている。
ただし、3ヵ月以上前に公表され3ヵ月以上の販売実績を持つ旧価格、あるいは一定条件を満たせば割引を
適用する場合などは、詳細を明記することで使用が許されている。
二重天井とは、上階からの雑音を防ぐために、二重構造になった天井のこと。
まずコンクリートスラブの天井面があり、その表面からは、何本かの脚が出ていて、
その下に貼り付けられる天井下地部(軽量鉄骨)を支えている。
その下地部の下側には石こうボードが貼られ、さらにその下にはビニールクロスが貼られる。
要するに、コンクリートスラブからもうひとつの天井板がぶら下がるような形になっている。
二重床
支柱によりフローリングなどの表面材をスラブから持ち上げた床構造を指し、空気層や支柱などに用いた
緩衝材で遮音性能を高められる。
また、床下に配管することもでき、水回りの配置など住宅設計の自由度が向上することも。
子世帯とその親世帯がともに暮らすことを前提に設計された住宅スタイル。
リビングやキッチンなどの生活空間を親子世帯で分けて設けるのが一般的だが、玄関を含めて完全に
分離したものもある。
お互いに目が行き届きやすく、日常的な助け合いができることに加え、ひとつの敷地・建物ですむため
コスト面での負担が少ない。
玄関・キッチン・寝室が2つずつあるなど一定条件を満たせば、融資や税金の優遇措置もある。
中高層建築物が近隣の隣地に及ぼす日影の時間を制限し、近隣の日照条件の悪化を防ぐための規制の
こと。
一定以上の高さの建物を建てる場合は、一定時間以上、一定の範囲に日影となる部分を生じさせては
ならない。
「農林物資の規格化および品質表示の適正化に関する法律」に基づいて定められた規格。
該当する農林物資にはJASマークが付される。
民家を保存・再生・リサイクルするためのボランティア団体。民家バンクや古材ネットワークを設立し、
全国的規模で民家再生に取り組んでいます。
任意売却とは、住宅ローンが払えない・滞納している等、近い将来競売になってしまう不動産・又は
競売・差押になりかけている不動産を売却して債務整理をすることです。
不動産の任意売却を行うには、「担保割れ不動産の売却」を債権者に認めて競売申立てを取り下げて
もらう為、金融・法律に関する幅広い知識と経験が必要になります。
当社は任意売却が一般的に認知される前から、任意売却業務に携わり実績も多く、住宅金融公庫や
銀行など債権者サイドからも、頻繁に任意売却の依頼を受けております。
任意売却の取引をスムーズに成立させるには、こうした信頼と実績のある不動産会社・そして金融機関との
コネクションがある業者を選ぶ事が大切です。
貫とは、木造建築で、柱を貫くように穴をあけて差し込み、柱と柱をつなぐ横木のこと。
壁を造る下地材だが、耐力壁を造る大事な部材でもある。
貫(ぬき)の作る耐力壁というと、一般には土塗り壁を指す。
構造合板や筋違いで作る耐力壁と比べて、強度は劣るが、粘りがあって変形しても極端な破壊には
至らない。
貫の変形はそのまま壁の変形につながるので、よく乾燥した材を使うのが大事とされている。
情報を教えてくれた仲介業者を飛び越して、直接契約の当事者と取引する行為。
高額な買い物に払う仲介手数料が大きいため、売り手はこうした抜き行為に抵抗を覚えないことも多い。
仲介業者はこれを恐れて売主の適正な情報を提示しないこともある。
しかし、買い手側にとっても売り手側にとってもトラブルを招き易い行為には違いが無い。
つい最近まで、布基礎は、木造建築では最も多く使われる基礎工法だった。
その形は20年ほど前までは、幅12~15cm、高さ45~60cmくらいの直方体が多く、鉄筋が入っていなかった
ため、必ずといっていいほどひびが入った。
現在では形は逆T字型のコンクリートになり、中には鉄筋が入っている。しかし、阪神淡路大震災以降、
より頑丈なベタ基礎のほうが現在主流となりつつある。
根切りとは、基礎や地下構造物を作るため、地盤面下の土を掘削すること。
掘削する壁面が崩壊する恐れのあるときは、別途、山留め工事を行う。
根切りの工程は次のとおり。
根切り墨出し→重機搬入→根切り→横矢板板入れ→残土処分→排水処理→床付け→埋戻し。
掘削の形状から壷掘り(独立基礎に適している)、
布掘り(地中梁や布基礎に適している)、
総掘り(地下室などの場合に使われる)の三つがある。
木造の建物で、床板の下に渡した横材のこと。
床板を支えるために設置され、材質や取り付け方に問題があると、床が鳴る原因となる。
住宅の建設や購入、リフォームなどが融資対象となります。融資を受けるには、年金加入期間が通算で
3年以上あり、現在も加入していることなどが条件となります。また、融資額は年金加入期間によって
異なり、加入している年金の種類によって融資額に格差が生じ、厚生年金加入者の受ける融資額は
国民年金加入者の約倍額となります。
年回りとは、陰陽五行説を基本とする占星学により、生まれ年によって決まっているといわれるその年の
運勢のことを指します。
今年は年回りが悪いなどと使います。
陰陽五行説を基本とする中国の占星学によれば、人間は生まれ年によって、一白水星、二黒土星、
三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九つの星の支配を受けます。
おおかた12年周期で、春から夏、秋から冬へと季節に似た運勢の動きをするとされ、冬の時期に当たる
年は、年回りが悪いなどと言います。そのもっとも大きな災厄の年が厄年です。
農地地域内にある土地をいいます。通常、鑑定評価の対象とする農地には、田(農耕地で、用水を使用して
耕作する土地)と畑(農耕地で、用水を利用しないで耕作する土地)とがあります。
農地の鑑定評価額は、比準価格を標準とし、収益価格を参考として決定しますが、再調達原価を
把握できる場合には、積算価格をも関連付けて決定します。
したがって、取引事例を収集することが鑑定評価上重要な作業となります。
なお、公共事業の用に供する土地の取得にあたって損失が生ずる場合には、その補償として農業補償が
行われることがあります。
転用を目的とする取引事例については、この点のチェックが必要になります。
農地改革の成果を維持推進するために制定された法律。
農地はその耕作者自らが所有することが最適であると認めて、耕作者の農地の取得を推進し、
その権利を保護し、土地の農業上の効率的な利用を図ることを目的としている。
法面とは、造成地や道路、山林、ダム、河川の築堤工事などで、切土や盛土をすることによりできた
人工的な斜面のことで、実際に宅地として使用できない斜面部分のこと。法地ともいう。