ラーメン構造とは鉄筋コンクリート造などのひとつの工法で、柱や梁で建物を支える構造になっているもの。
材と材が剛接合されていて頑丈。中高層マンションで用いられることが多い。
住戸内は比較的大きな部屋を造ることができるが、室内には柱や梁が張り出す。
ランニングコストとは、企業が経営を維持していくのに必要な費用のこと。
個人においては、家賃、管理費、光熱費、通信費など。
リ・ユース住宅購入融資とは、中古住宅を購入する際に利用できる、住宅金融公庫の住宅ローン商品のこと。
この融資には、一戸建て住宅向けの「リ・ユース住宅(一戸建て等)購入融資」と、マンション向けの「リ・ユース住宅(マンション)購入融資」の二つがある。
リ・ユース住宅適合証明書とは、購入予定の中古住宅が住宅金融公庫の基準に適合するか否かを証明する書類のこと。
リ・ユース住宅購入融資などの公庫融資を利用する際に、必要になる場合がある。
リシンは、大理石骨材にセメント、合成樹脂、顔料などを加えた塗材。リシン仕上げとは、この塗材が固まる前に、ワイヤブラシなどで表面の一部を掻き落とし、わざと荒い面を作る塗装の仕上げ方。
リバースモーゲージとは、不動産を担保に、金融機関や自治体から融資を受け、死亡時など契約終了後に、その担保不動産を売却して融資残高を返済する制度のこと。
流通業務地区とは、都市計画法に基づく地域地区のひとつで、大都市における流通機能の向上や道路交通の円滑化などを図るために指定される地区のこと。
梁とは、建築材のうち、柱と柱の間に渡す横木のこと。同じ横木である桁とは垂直の位置にある。
柱が傾かないように固定するとともに、屋根を支える。
両手とは、「両手」手数料のことで、不動産業者が、仲介の成功報酬としての手数料を、売主・買主の両方から得ること。
緑地協定とは、1973年制定の都市緑地保全法に基づく制度で、緑地の保全、または緑化の推進に関する事項について、土地所有者などの全員の合意により協定を結ぶ制度。
緑地保全地区とは、都市計画法に基づいて、地方自治体が定める地域地区のひとつ。
良好な自然環境を形成している緑地のうち、都市緑地保全法の規定により定められた地区。
リロケーションとは、転勤などで一定期間自宅を留守にする際、その期間だけに限って留守宅を賃貸管理する業務形態のこと。
臨港地区とは、都市計画法に基づいて地方自治体が指定する地域地区のひとつ。港湾を管理運営するために定める地区。
リン酸エステル類は、建材に利用されるポリ塩化ビニールなどの可塑剤として利用される薬剤。
隣地斜線制限とは、建築基準法で定められた建物の高さ制限のうち、第1種・第2種低層住居専用地域を除く用途地域に適用される規定。日当たりと風通しを維持するのが目的。
林野庁とは、農林水産省のふたつの「外局」のひとつで、森林の健全な育成と、国有林の管理などを行う組織。
礼金とは、住居の賃貸借契約を結ぶ際、借主から貸主へお礼の意味で渡されるお金。
敷金とは違い、契約が終了しても戻ってはこない。
普通、家賃の1~2カ月分が相場。
レインズとは、国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」である全国四つの公益法人によって運営されている不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステム。
歴史的風土保存地区とは、古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法により、古都の歴史的風土を保存するために指定される区域。
連担建築物設計制度とは、本来は複数の敷地なのだが、それをひとつの敷地とみなして、建築物の容積率などに単独敷地のときとは別の規制を与えようとする制度。
ローコスト住宅とは、さまざまなプロセスから無駄を省き、通常より20%~30%、あるいはそれ以上に安い家造りを実現すること。
ローン条項とは、不動産物件を購入する際に、買主が金融機関などからの融資を受けられなかった場合、無条件で不動産の売買契約を解除できる特約のこと。ローン特約とも呼ばれる。
ローン返済支援保険とは、病気やケガなどで就業できなくなった場合に一定期間保険金が支払われ、ローン返済額を補償する保険のこと。
住宅ローンを利用する際は「団体信用生命保険」への加入が義務付けられる。この保険は死亡時や高度障害になったときに、ローン残高の全額を補償するものだ。
これに対してローン返済支援保険は、病気やケガなどで働くことができなくなり、住宅ローンの返済が難しくなった場合に備える保険。
廊下といえば、階段などとともに、「共用部分」の代表格。
ログハウスとは、丸太を積み上げて壁を作っていく工法のこと。
日本でログハウスを建てる場合、建築基準法で2階以上は建てられないことになっている。
路地状部分とは、路地のように細くなって道路に接している敷地の部分のこと。
その部分がなければ、敷地は完全に袋地になってしまうというような場合にだけこの言葉が使われる。
路線価とは、道路(路線)ごとに国税局長が決定した土地の単価=1平方メートルあたりの価格のこと。
ロフトとは、屋根裏部屋のこと。
一般に、ロフト付の部屋は天井が高く、その高さを利用して、新しい床板をある程度の高さのところに張り出させることで、本来のフロアとは別のスペースを作り出している。
ただし、ロフトは広さや採光基準が人が住むのに適するレベルでないことが多いため、物置程度でしかない。